道の駅
Station on the road Mythical Village White Rabbit
日本神話「因幡の白うさぎ」の舞台となった白兎海岸は、そのストーリーにちなみ縁結びのパワースポットとされ、良縁を願う人が数多く訪れます。道の駅「神話の里 白うさぎ」はその海岸をのぞむ国道沿いにあり、お土産を販売しています。
日本海を見渡せる2階のレストランでは新鮮な海鮮グルメが味わえます。またご当地グルメや神話のストーリーになぞらえたユニークなメニューも自慢です。
白うさぎをモチーフにした縁結びのスイーツやグッズも多彩に取り揃えられていてお土産にも人気です。
1F
鳥取県ならではのお土産から白うさぎをモチーフにしたお土産まで幅広く取り扱っています。
「スタバはないがスナバ(砂場)はある」という平井鳥取県知事の発言から始まった鳥取県で一番数の多い珈琲チェーン店。神話の里白うさぎでは鳥取県民に愛される珈琲をお楽しみいただけます。
2F
新鮮な海の幸が楽しめるレストラン。鳥取市が認定している地産地消のお店で、オーシャンビューのお席や大人数でお食事を楽しめるお席など、魅力が盛りだくさんのレストランです。
出雲の国に大黒様という神様がいらっしゃいました。 その神様は大勢の兄弟があり、その中でも一番心の優しい神様でした。兄弟の神様たちは因幡の国に八上比売(やかみひめ)という美しい姫がいるという噂を聞き、みんなで会いに行こうと決められました。 大黒様は兄弟達の家来のように大きな袋を背負わされ、一番後からついていくことになりました。兄弟たちが因幡の国の気多(けた)の岬を通りかかったとき、体の皮を剥かれて泣いている一匹のうさぎを見つけました。
兄弟たちはそのうさぎに意地悪をして、海水を浴びて風にあたるとよいと嘘をつきました。そのうさぎはだまされていることも知らずに、言われるまま海に飛び込み、風当たりのよい丘の上で風に吹かれていました。そうしていると海水が乾いて傷がもっとひどくヒリヒリ痛みだしました。
前よりも苦しくなって泣いているうさぎのところに、後からついてきた大黒様が通りかかりました。
大黒様はそのうさぎを見てどうして泣いているのか理由を聞きました。そのうさぎは言いました。私は隠岐(おき)の島に住んでいたのですが、一度この国に渡ってみたいと思って泳がないで渡る方法を考えていました。するとそこにワニ(サメ)がきたので、私は彼らを利用しようと考えました。私はワニに自分の仲間とどっちが多いか比べっこしようと話を持ち掛けました。
ワニたちは私の言うとおりに背中を並べはじめて、私は数を数えるふりをしながら、向こうの岸まで渡っていきました。しかし、もう少しというところで私は上手く騙せたことが嬉しくなって、つい騙したことを言ってしまいワニを怒らせてしまいました。 その仕返しに私はワニに皮を剥かれてしまったのです。それから、私が痛くて泣いていると先ほどここを通られた神様たちが、私に海に浸かって風で乾かすとよいと仰ったのでそうしたら前よりもっと痛くなったのです。
大黒様はそれを聞いてそのうさぎに言いました。 かわいそうに、すぐに真水で体を洗い、それから蒲の花をつんできて、その上に寝転ぶといい。そう言われたうさぎは今度は川に浸かり、集めた蒲の花の上に、静かに寝転びました。そうするとうさぎの体から毛が生えはじめ、すっかり元のしろうさぎに戻りました。
そのあと、ずい分遅れて大黒様は因幡の国につかれましたが、八上比売がお選びになったのは、大黒様でした。
白兎神社は、日本最古の書物「古事記」に記される日本神話「因幡の白うさぎ」の白兎神を主神とする由緒明らかな神社です。
【HP】https://hakutojinja.jp/
白兎海岸西側の展望広場は白兎の丘と呼ばれ、愛の鐘やカメラスタンドが設置され、日本海を背に美しい写真が撮れるフォトスポットです。
白兎海岸東側にはハマナスの群生地があり自生南限地帯として国の天然記念物に指定されています。
鳥取県を代表する観光名所です。景観を楽しむだけでなく、砂丘ならではの様々なアクティビティが楽しめます。
【HP】https://www.tottori-guide.jp/sakyu/index.html
白兎神社
白兎海岸
鳥取砂丘
所在地
〒689-0206鳥取県鳥取市白兎613
TEL
0857-59-6700
駐車場
大 型:13台普通車:119(身がい者用3)台
営業時間
店舗・売店/8:00~19:00(12/3~2月末/8:30~18:00)レストラン/11:00~17:00(土日祝/11:00~22:00)カフェ/10:00~17:00